こんにちはMORIです。
このブログでは英語学習に有用な記事を発信しています。

英語の発音をネイティブ並みに上達したいけど、具体的な進め方やコツとかあるのかな…
以上のような英語の発音の疑問に答えます。
- この記事の内容
- 英語発音「ネイティブ発音」までの上達ルート
- 英語発音上達の進め方の手順を4ステップで解説
- 番外編: 英語発音上達におすすめYoutubeチャンネル2選
「英語の発音をネイティブ級に上達したい…」
これは、僕がずっと思っていた悩みでした。
ではどうすればそこにたどり着けるのか?
そこに至る答えの一つは、ネイティブ発音への上達ルートをまず知ることです。
僕は、圧倒的に遠回りしました。
今回は、そんな僕の経験から、ネイティブのような英語発音を身につける進め方を解説していきます。
本記事は5分で読めます。
サクッと読んで、ネイティブ発音への一歩を踏み出してみて下さい。
英語発音「ネイティブ発音」までの上達ルート
「ネイティブ発音」までの上達ルートは以下の通り。
- その①:1つの発音記号→「この音はこの口の形!」を体感として理解
- その②:個の発音記号で単語全体を正確に発音できる
- その③:文章単位で正確に発音できる(音のつながり、内容語と機能語、イントネーション)
上記のことは、僕以外の大人になってネイティブ発音を身に着けた「英語のプロ」もこのルートをたどっていると思います。
つまり、結局どの学習法を取り入れようが、このルートに沿っていければ英語発音は上達するということですね。
でもこれって実は超大事です。
最初からゴールがわかった状態で「今自分は何が必要なのか?」を意識しながら進めるのと、ゴールがわからず闇雲に進むのでは、上達に圧倒的な差が生まれるのは当然。
- <ゴールがわかって進む→ 上達を感じながら進めれる→挫折しない(楽しい)>
- <ゴールがわからずにとりあえず進む→ 途中で迷う→ 挫折(苦痛)>
これが週単位、月単位、年単位になるとかなりの差になってきます。

イメージは「①一つの音→②単語全体→③文章」のように広げていく感じですね。
英語発音上達の進め方の手順を4ステップで解説
ネイティブ発音で大切なことは、まず発音記号を理解し、自在に操れるようになることです。
発音記号を取得するには、本を利用するのが実は最短。
というのは、学ぶべきことが全て体系化されているから。
本で学んでいけば一気に学べます。
「ネイティブ発音」への3つのルートを意識した、発音上達の手順4ステップは以下の通り。
- 発音上達の手順4ステップ
- ① 全体像を理解し単体の発音記号を覚える
- ② ネイティブ発音の真似をし、単語全体の発音ができるようになる
- ③ 文章形式の発音ができる
- ④ 自分の発音を客観的に知る
詳しく説明します。
① 全体像を理解し、単体の発音記号を覚える
その①:1つの発音記号→「この音はこの口の形!」を体感として理解
正しく発音するためには、まずは1つ1つの発音記号に対する口の形とその発音方法を知る必要があります。
そのためには、「発音記号」を理解し、自在に使えるようになることが必要。
そのためには、
イラスト付きの発音本を読んで理解し、CD等を使って発音を真似しましょう。
これを繰り返していけば自然に発音記号は覚えます。
まずは全体像を理解する本から進めるといいです。
英語耳
発音の全体像がコンパクトにまとまっています。
「発音はこんな感じで身につけるのか」本を読みつつCDを使って練習しましょう。
》【音声ダウンロード付き】改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる
② ネイティブ発音の真似をし、単語全体の発音ができる
その②:中級(単語):個の発音記号で単語全体を正確に発音できる
全体像を理解したら次は実践です。これには「DVD付きの発音本」がおすすめ。
DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本
この本のいいところはカラーで写真つきのイラストがあり、特にDVDで一つ一つの音をネイティブが丁寧に発音してくれるところですね。
イラストと説明で納得したら、ひたすらDVDを見て「口の形を真似て練習」していきます。
- 発音記号を見て、単語がキレイに発音できる
- 単語を見たら正しい発音が頭に響く
ようになるのがゴールです。
この本1冊を繰り返せばかなりのレベルアップを期待できます。
③ 文章形式の発音ができる
その③:単語と単語を文章単位で正確に発音できる(音のつながり、内容と機能語、イントネーション)
ここが最後の難関ですが、ここがわかるようになればネイティブ発音はもう目の前。
今度は文章、つまり「単語と単語のつながりの発音」を学ぶ必要があります。
具体的には、単語と単語のつながりは以下の3つ。
- ① リンキング(Linking)
音と音がつながる→ Thank you (センキュー) - ②リダクション(Reduction)
音が消える → wan(t) to (ウォントゥ) - ③アシミレーション(Assimilation)
音が同化する→ miss you (ミッシュー)
など、母音や子音の関係で音に変化が生まれます。
他には、機能語は弱く読み、内容語は強く読む、音の強弱などのイントネーションなどもありますね。
その習得には以下の本が役立ちます。