こんにちは、MORIです。

・英語の発音を学びたいけど、本で大丈夫かな…。
・発音本は多すぎてどれを選べばいいんだろ…?
・実際に効果のあるおすすめ発音本とその学び方を知りたいです…。
そんな英語の発音の悩みに答えます。
- この記事の内容
- 英語の発音は本で十分に戦える理由
- 英語の発音本の選び方は「理論→ 実践」
- 英語発音が良くなるおすすめ参考書7選(レベル別)
- 英語発音本での学び方「3つの手順」
この記事を書いている僕は英検1級合格者でTOEICは900を超えています。
特に英語の発音に限っては、全くの素人状態から、大人になってほぼ独学でネイティブ発音を身につけました。
発音本を探している人のよくある悩みとして、「選択肢が多すぎて結局どの本がいいかわからない…」という点があると思います。
「発音本多すぎ…で、結局どれがいいの…?」など
なので今回はその点をふまえつつ、
僕が英検1級に受かる「英語発音力」を習得するのに役立ったおすすめ発音本だけでなく、その「学び方」も解説したいと思います。
5分ほどで記事は読み終わります。
5分後には「ネイティブ発音への全体像が見えた状態でベストな本を選ぶことができ、その一歩を踏み出せる」はずです。
英語の発音は本で十分に戦える理由
英語の発音は本で十分戦えます。問題ありません。
というのは、僕自身が完全純ジャパの状態で、大人になってからネイティブ発音を身につけたからです。
そのときに発音本を徹底的に利用しました。
英語の発音というと、

「留学しないといけないのかな…」
「英会話スクールに通わないと…」
「ネイティブに教わらないと…」
と思うかもしれません。
たしかにこれらは正しい発音習得の一つの選択肢ではありますが、それも自分の中で「こうすれば成長できる」という方法論を持ってからのこと。
その方法論は本から十分に学べますし、実はそのほうが最短です。
英語の発音本の選び方は「理論→実践」です
本屋に行くと、「フォニックス」やその他の本など、発音本は星の数ほどありますが、
個人的には「発音記号を学んで実践」する本
を選べば間違いがないかなと。
とはいえ、英語の発音本には大きく分けて以下の2つ
- ①発音の理論本
- ②DVD付きの発音の実践本
①②あるので問題は「どちらを選べばいいか?」ですよね。
この場合両方必要です。
「信頼できる1冊を何度も繰り返しましょう…」
この黄金法則には賛成なのですが、発音本に限っては1冊だけでは補えない部分もありますし、複数の本を参照して始めて理解が深まることも多々あります。
ちなみに僕の場合は、最初は「理論本」を見て発音記号&全体像を理解した後、「DVD付の実践本」を使いつつ進めました。
こうすることで、音の出し方を納得しながら進めることができ、かなり短期間で正しい発音を身につけることができたように思います。
まずは、「理論本で全体像を理解し、次にDVD付きの本を使ってイメージしながら実践していく」これが最短ルートです。
まずは「1、2冊から」始めてみるといいと思います。
※ 英語の正しい発音を身につけるには、「発音記号で音の出し方を理解する」ことが最重要です。詳しくは以下の記事をどうぞ。
》英語学習に発音記号は意味ない?【純ジャパが絶対に発音記号を学ばなければならない理由とその覚え方を提案する】
英語発音が良くなるおすすめ参考書7選(レベル別)
おすすめ参考書をレベル別で厳選しました。
僕自身、これから紹介する本で発音を学んできたので、参考になると思います。
入門編~中級編(5冊)
① 英語耳
英語耳は「自分が発音できない音は正しく聞けない」ことを前提に発音記号習得の大切さを説いた本。まさに理論本です。
まずはこの本で発音の全体像を理解するといいです。
② DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本
DVD付きの発音本。めちゃおすすめです。
僕は最初の頃、このDVDを見ながら正しい発音と発音記号を習得しました。
母音、子音含めてほぼ全ての発音記号が「カラーイラストと動画」で学べます。
③ 英語の正しい発音の仕方(基礎編)
発音の全体像がわかりやすく、簡潔にまとめられている本。
コンパクトだけど即効性があるのもいいです。後めちゃ安い…(330円)
僕自身も、全体像がわからなくなったときにサッと見たりします。
》【改訂版】英語の正しい発音の仕方(基礎編)
》CD【改訂版】英語の正しい発音の仕方(基礎編)
④ 機関銃英語が聞き取れる
英語の発音は口ではなく「喉」で出すもの。
「喉エリアから正しい発音を出せれば、ネイティブの高速英語を聞き取れるようになる」
これは自分にとって新しい発見でした。
そんな喉発音の出し方をコンパクトさながら説明してくれた本。
この本を使い出してから、発音レベルが1ランク上がった気がします。
英語音声学への扉―発音とリスニングを中心に
発音の基本から応用、文章で発音するためには何が必要なのかの「発音の全て」がわかる一冊。
実はこの本は、僕が英語の教員免許を取るときに授業で使っていた本でして、この本の完成度はめちゃくちゃ高いです。ちなみにその先生は英語発音の「専門家」です。
練習問題も豊富なのでリスニングにもかなりのレベルアップを期待できますよ。
上級編(2冊)
ここからは上級編です。より発音を極めてネイティブに近づきたい方に。
⑤英語喉
英語の発音は「喉」から出す…その方法論を徹底的に解説した本。
先程の「機関銃英語を聞き取れる」よりも、喉の使い方をさらに詳しく説明しています。かなり読み応えがある一冊。
喉発音はネイティブに近づく第一歩ですね。
⑥ American Accent Traning
本物のアメリカ英語でネイティブのような発音をしたい人へ。
全てのページを英語で書かれてる洋書です。音と音とのつながりなど…圧倒的詳しさ。
洋書の発音本でこれ以上の完成度が高い本はないように思います。この本を徹底的に繰り返せば、そこには「ネイティブ発音」が待っています。
正直、入門編~中級編だけでもかなりのレベルアップを実感できるようになると思います。

続いては発音本での学び方です
英語発音本での学び方の3つの手順
発音本での学び方の3つの手順は以下の通り。
- 手順①:理論本で学ぶ
- 手順②:体感する
- 手順③:フィードバック
詳しく解説します。
手順①:理論本で学ぶ
まず大前提として「発音記号で発音の仕方を理解しつつ何度も練習」が正しい発音習得の鍵です。
よってまずは理解本を読み進めながら、「こうやって音を出すんだな…」と自分の中で理解して実際に口に出して発音していきましょう。
手順②:体感する
理論を学んだら次は実践です。
DVD付きの本で動画と一緒に発音しながら進めていきます。
その際には、ただ進めずに「自分の音を客観的に確認しながら」進めましょう。
具体的には、
- 手鏡を使って「ネイティブの口と自分の口」を比べる
- 自分の音を録音して「ネイティブの音と自分の音」を比べる
このように進めていくと、「自分の発音には何が足りないのか?」がはっきりわかるようになるので上達速度も早くなります。
ちなみに、ある欧米の語学学校では「手鏡で発音矯正する」は普通に行われている、つまり効果がすでに実証されている方法ですのでこれは試す価値アリですね。僕も初期の頃はよくしてました。
発音習得にはそれ相応の道具があると、効率がグッとあがります。
発音習得におすすめの道具3選
僕が使ってたおすすめ道具は以下の3つ。
手鏡 折りたたみ式 10倍拡大化鏡 コンパクト
口元が大きくなる拡大鏡付きのものがあると、より効率よく「ネイティブの口元と自分の口元を比べることが」できます。
比べるときの精度があがる感じですね。(もちろん100均のでもOKです)
》手鏡 折りたたみ式 両面鏡 10倍拡大化粧鏡 おしゃれ ハンド コンパクト 携帯ミラー 360度回転させる ち スタンド 壁掛け仕様
ICレコーダー
自分の声を録音して確認するのは発音習得では必須です。
スマホでも代用できますが、勉強中にスマホだと誘惑物など色々とちらつくことを考えると1つあるといいかなと思います。
ヘッドセット型学習器(キオークマン)
キオークマンは「自分の発した音が大きくなって聞こえる画期的ヘッドホン」。
よりクリアに自分の発音を確認できます。
このヘッドホンを使えば「自分の発音をダイレクトに聴きながら練習」できるので、自分の発音と「ネイティブの発音」を比べるのにめちゃくちゃ便利です。
》キオークマン7 SH-9501 暗記力強化に効く ヘッドセット型学習器
道具を使いながら進めると、上達速度が桁違いになりますよ。
まずはネイティブ動画を見ながら真似していきましょう。
手順③:フィードバック
正しい発音の完成には、ネイティブからのフィードバックは絶対に必要です。
というのは、自分の音が本当に正しいのかはネイティブにしかわからないから。
フィードバックにはオンライン英会話を活用が吉
オンライン英会話というと、ちょっとなと思われる方は多いと思います。僕も昔はそうでした。
でも意外と始めてみると思ったより「かなり効率がいい!」って感じでした。
なかでも、本気でネイティブ発音を目指している方は、発音に特化しているオンライン英会話も考えてみる価値は大いにあります。
個人的なおすすめは「ハツオン」。英会話スクールの中では珍しい「発音特化型」スクールです。
一般のオンライン英会話スクールでは発音だけを学ぼうとすると物足りない部分は多いですが 「ハツオン」では、講師も「発音を教えるプロ」。
ということは、独学で同じ時間だけ練習するよりは、上達速度はかなり早くなりますよね。
誰もがあこがれるネイティブ発音を本気で身につけたい方は、一考していみる価値は全然アリ!
まとめ:英語の発音は楽しみながら練習しよう
本記事では、
- 英語の発音は本で十分戦える
- 英語の発音本の選び方
- おすすめ参考書7選(レベル別)
- 英語の発音本に役立つ道具&学び方
について解説しました。
英語の発音練習は、慣れるのに少し時間がかかりますが、慣れたら早いです。というか楽しいです笑
まずは英語を始める前のウォームアップ的な感じで気軽に初めてみるのがおすすめですよ。
本で学んだあとは実際にオンライン英会話で実践!
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