
英検2級の要約問題がわからないです、、、
高得点を取れるテンプレートや解き方があれば教えてほしいです、、、
以上のような悩みに英検1級講師の僕が答えます。
本記事の信頼性
- 理系の元英語教諭→コンサル→独立
- 英検1級保持(TOEIC960)
- 現在オンラインで英検指導中(英検2級合格者多数)

英検2級の要約問題は、近年めちゃくちゃ難しくなりました。
実際に、2024年度の要約導入された初期は簡単でした。
というのは、要約問題はテンプレにあてはめるだけの問題が多かったから。
しかし、最近の過去問では、
- 「英文が難しくてどこを要約すればいいかわからない……」
- 「テンプレートを覚えたのに、全く使えない……」
こういう問題が増えてきています。
が、しかし、そんな要約問題も一旦解き方がわかると点数は取りやすい分野の一つ。
実際に、僕が指導した英検2級の生徒も、この考え方を使って要約問題8割以上をバンバン取得しています。
というわけで今回は、そんな英検2級の要約問題について、わかりやすく解説していきます。
英検2級の要約問題とは?

英検2級の要約問題とは、与えられた英文を読んで、その内容を短い英語でまとめる問題のことです。
2024年度から新しく導入され、それまでの英作文(意見論述)に加えて、ライティングが2問になりました。
ここで注意してほしいのが、要約問題では自分の意見を書く必要はないということ。
あくまでも、本文に書かれている内容をまとめる問題です。
まず、要約の前に、実際の出題形式や配点について、詳しく見ていきますね。
英検2級の要約問題の配点と採点基準
まず、英検2級の要約問題の配点について説明していきます。
英検2級のライティングは650点満点ですが、実際の採点では、
- 要約問題:16点満点
- 英作文(意見論述):16点満点
の2つの点数をもとに650点満点のCSEスコアが算出されます。
そして、要約問題の採点基準はこちら↓↓
| 採点基準 | 見られるところ | 満点 |
|---|---|---|
| ① 内容 | 英文の重要な情報をまとめられているか | 4点 |
| ② 構成 | 文章の流れがわかりやすいか | 4点 |
| ③ 語彙 | 適切な英単語や表現を使えているか | 4点 |
| ④ 文法 | 正しい文法で書けているか | 4点 |
| 合計 | 16点 |
ここで特に見てほしいのが、①内容の4点です。
いくら文法や語彙が正しくても、要約する内容が間違っていれば、大きく減点されてしまいます。
逆にいえば、英文の重要な内容を正しく見つけることができれば、内容で高得点を狙いやすくなるということですね。
では、要約問題で求められている「重要な内容」とは、一体何なのでしょうか?
英検2級の要約問題で求められるのは「筆者の言いたいこと」
結論からいうと、要約問題では筆者の「言いたいこと」を見つけることが最も大切。
というのも、要約問題は英文をただ短くするのではなく、筆者が伝えたい重要な情報を抜き出してまとめる問題だからです。
このまとめる部分さえできれば、比較的高得点を取りやすくなります。
では、どうすれば筆者の言いたいことを見つけられるか?
ここで重要になるのが「抽象」と「具体」という考え方です。
英検2級の要約問題は「抽象」と「具体」の理解が重要
まず、「抽象」と「具体」の違いについて説明していきます。
少し難しそうですが、考え方はめちゃくちゃ簡単です。
例えば、こちら↓↓
| 抽象 | 具体 |
|---|---|
| 果物→ | みかん・りんご・バナナ |
| スポーツ→ | 野球・サッカー・テニス |
| 動物→ | 犬・猫・うさぎ |
このように、「抽象」とは大きなくくりのことで、「具体」とはその中身を詳しく説明したものです。
例えば、「果物」と聞くと、みかんやりんご、バナナなどが思いつきますよね。
つまり、
- 抽象:果物
- 具体:みかん・りんご・バナナ
という関係になるわけです。
では、これを要約問題に当てはめるとどうなるのでしょうか?
要約とは「みかん」ではなく「果物」を探す作業
実は、要約問題で必要なのは、「みかん」を探すことではなく、「果物」の部分を探して書くことです。
つまり、英文に書かれた具体的な情報を、抽象的な文章にまとめること。
例えば、次の英文を見てみましょう。
I like sweet oranges grown in California because they contain a lot of nutrients that are good for our health.
(私はカリフォルニア産の甘いオレンジが好きです。なぜなら、体に良い栄養素がたくさん含まれているからです。)
では、この文章を短く要約すると、どういった文になるのか?
まずこの文章を読んで、「オレンジって『果物』だな」ってことに気づきます。
そして、複雑な英語を「簡単な表現」に変えてあげる。
そこに気づけば、次のようにまとめられます。
- sweet oranges → fruit(甘いオレンジ → 果物)
- contain a lot of nutrients that are good for our health → healthy(体に良い栄養素を多く含む → 健康に良い)
要約するとこちら↓↓
I like fruit because it is healthy.
(私は果物が好きです。なぜなら、健康に良いからです。)
めちゃくちゃ簡単ですよね。
これが、要約問題で重要になる「抽象」と「具体」の考え方です。
このように、実際の英検2級でも、筆者の言いたいことを残しながら、必要のない具体的な情報を省いていくことが大切になります。
英検2級の要約問題で使える構成テンプレートを紹介!
では、英検2級の要約問題で使えるテンプレートを紹介していきます。
先ほど、要約問題では「筆者の言いたいこと」を見つけるのが重要だと説明しました。
しかし、言いたいことがわかっても、どのような順番で書けばいいのかわからない人も多いはず。
そこで役立つのが、英文全体の構成を理解して、それに合わせて要約すること。
英検2級の要約問題は文章の構成の理解が第一
まず、英検2級の要約問題では、3段落で構成された英文がよく出題されています。
そして、それぞれの段落には役割があります。
| 段落 | 文章の役割 |
|---|---|
| 第1段落 | テーマ・話題の紹介 |
| 第2段落 | メリット・良い点 |
| 第3段落 | デメリット・問題点 |
つまり、
① 話題の紹介 → ② メリット → ③ デメリット
という流れですね。
これを理解して要約する。そんな感じですね。

そのためにも、まずは各段落で何を説明しているのか?をしっかり理解することが重要です。
英検2級の要約問題で使える基本テンプレート
では、具体的なテンプレートを見ていきましょう。
基本的には、各段落の重要な情報を1文ずつにまとめるだけです。
テンプレート
| パーツ | 役割 | 書き方 |
|---|---|---|
| ① 第1段落 | 話題の紹介 | 筆者が何について説明しているかを1文にする |
| ② 第2段落 | メリット | 良い点を1文にまとめる |
| ③ 第3段落 | デメリット | 問題点を1文にまとめる |
型だけ見ると、めちゃくちゃシンプルですよね。
各段落で筆者が言いたいことを見つけて、それぞれ1文にする。
そして、書かれている英文を「簡単なフレーズに言い換え」てわかりやすい文章にすること。
これが基本的なテンプレートです。
では、実際の過去問でこのテンプレートを使ってみます。
英検2級の要約問題の解き方を過去問で解説!
今回使うのは、2026年度第1回の英検2級の要約問題です。

まずどんな文章かチェック
テーマは「翻訳アプリ」
今回は、先ほど紹介したテンプレートを使って、実際に要約していきます。
① 英文全体の構成を確認する
まずは、英文全体の構成を確認すると、3段落で構成されています。
| 段落 | 文章の役割 |
|---|---|
| 第1段落 | 翻訳アプリの利用状況 |
| 第2段落 | 翻訳アプリのメリット |
| 第3段落 | 翻訳アプリのデメリット |
つまり、先ほど紹介した、
① 話題の紹介 → ② メリット → ③ デメリット
という構成になっているわけですね。
では、実際に第1段落を要約してみましょう。
② 第1段落から筆者の言いたいことを見つける
まず、第1段落では「国同士のコミュニケーション」と「翻訳アプリの利用」について説明されています。
ここで重要なのは、この段落で筆者が一番伝えたいことは何なのか?ということ。
英文を読むと、翻訳アプリを使う人について説明されていますよね。
つまり、第1段落で言いたいのは、
「学習者や旅行者が、さまざまな場面で翻訳アプリを使っている」
ということです。
以下の英文で大事なのは、一番下の部分。その文章を要約して変えてあげるだけです。
Communication between countries is very important today, and it influences how people connect. Technology offers tools for this, including programs called translation apps. Many learners and travelers are using them more and more in a variety of situations.
要約時のポイント
themはアプリのことを表してるので、translations appsに変えて、さまざまなシチュエーションのa variety of は簡単にmany(たくさんんお)にしましょう。
- them → translation apps
- in a variety of situations → in many situations
すると、以下のようになります。
Many learners and travelers are using translation apps in many situations.
(多くの学習者や旅行者が、さまざまな場面で翻訳アプリを使っています。)
こんな感じですね。
元の段落にはいろいろな説明がありましたが、筆者の言いたいことを見つければ、たった1文にまとめられます。
つまり、必要な情報を見つけて、それを1文にする。
これが要約問題の基本的な解き方です。
残りの第2段落と第3段落は、
- 第2段落:メリットが複数ある
- 第3段落:デメリットが複数ある
という構成になっています。
第2段落と第3段落の詳しい解き方
ここまでは無料で解説してきましたが、第2段落と第3段落の詳しい解き方については、以下の記事に超詳しい記事を書いています。
ただ、これから紹介するのは、英検2級の要約問題に特化した攻略noteです。
英検2級の要約問題で瞬時に答えを見つけて8割以上取る方法
要約問題で重要なのは、どの情報を残して、どの情報を削るのかを判断する技術です。
いくらテンプレートを覚えていても、この判断ができなければ高得点を取ることは難しくなります。
そこで、僕が実際の指導で使っている、
- 第2段落・第3段落の重要な情報の見つけ方
- 具体的な説明から筆者の言いたいことを見抜く方法
- 45〜55語にまとめるテクニック
- 実際の過去問を使った完成答案と詳しい解説
- 減点されやすい答案の特徴
これらを一つの記事にまとめました。
「テンプレートを覚えても解けない」「何が原因で減点されるのかわからない」
そんな人には、かなり役立つ内容になっているはずです。
英検2級の要約問題で8割以上を狙いたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
→ 英検2級の要約問題で8割を狙う!最強の要約攻略法 ※ 準備中です
まとめ:テンプレートと要約のやり方をりかいしよう
本記事は要約問題の解き方を説明してきました。
要約はパターンをつかんだら後は慣れです。
英検2級攻略には以下の記事も参考になります。ぜひ一緒にご覧ください。
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