簿記2級が難しくて心が折れそうです、、、
モチベーションを上げる方法や裏ワザなどがあれば知りたいです、、、
以上のような悩みに答えます。
本記事の内容
- 簿記2級で心が折れそうな人へ【4つの提言】
- 簿記2級で心が折れそうな人がするべき【対策法3つ】
- 簿記2級に短期間で合格を決める裏ワザ6選
本記事の信頼性
- 理系の元英語教諭(英検1級)
- 簿記3級→8日で合格
- 簿記2級→1ヶ月で合格
(知識ゼロから完全独学)
簿記2級は難しいですよね。
僕も昔はそう思っていて、裏ワザとかあればラクになるのになぁとずっと思っていました。
とはいえ、そんなおいしい話はなく、すぐに合格できる裏ワザというのはありません。
しかし、勉強を進めると、驚くほどラクに勉強できる方法には気づくようになりました。
そこで今回は、簿記2級にちょっと難しいと感じている方向けに「メンタル的なこととか、裏ワザっぽい秘策」を詳しく書いていこうと思います。
ぜひ本記事は5分ほどでサクッと読めます。ぜひとも最後までご覧くださいませ。
簿記2級で心が折れそうな人へ【4つの提言】
簿記2級を難しいと感じる方へ向けてもう一度意識してほしいことは以下の4つです。
- ①難しいという気持ちを捨てる
- ②完璧にしようとせずざっくりする
- ③無謀な予定を立てていないか
- ④基礎的な内容を再確認する
①難しいという気持ちを捨てる
簿記2級は難しいことをとりあえず置いておきましょう。
おそらく、簿記2級を受けようと思った人は、テキストなりをやってみて「挫折しそう…やっぱり難しいし…自分には無理かな」と思っているかもしれません。
でもだからこそ、今してることを楽しいと思い込んではいかがでしょうか。
人間とは不思議なもので「難しい」と思ってると実際にそうなっちゃいます。。
だからこそあえて楽しい!と思い込むことで、実際に楽しくなってしまうものですよ。
これはアフォメーションってやつです。心理学的なアプローチ。
「楽しい!最高!」とか紙に書くのも効果的です。笑
②完璧にしようとせずざっくりする
まず簿記2級を進める上でテキストや過去問を1回で完璧にしようすると心が折れやすいです。
一度で完全にしようとするとエネルギーを使い果たして増しますし、そもそも新しく何かを学ぶ場合、最低でも3回位繰り返すことはやっぱり必要。
よって、たとえばテキストを進めるときは、
- ざっくり理解に1周
- 理解を深めるため1周
- 毎回の問題集で見返す
といったように3回繰り返すと案外とサクサク進めると思います。
3周目以降の復習方法は下記の章で詳しく解説しています。
僕も過去問のよく出る問題だと当たり前ですが3回以上解いています。
3回も解けば初見の問題でも見た瞬間に解き方がわかるようになります。
③無謀な予定を立てていないか
スケジュールに余裕をもたせることは大切です。
1日にどれだけ勉強できるかは人によると思いますし、仕事で忙しい人が短期の合格を目指そうとするとやっぱり心が折れます。
幸い、現在の簿記2級では「ネット試験」があり、ある程度いつでも受けることができます。
参考:【2024年】簿記2級ネット試験対策法【解き進めるコツ&テクニックも紹介】
よって、試験日の設定も、まずはある程度勉強が進んだ上でいけそうだと思った時点で試験日を設定し、そこから今自分がすべきことを考えると気持ちが少し楽になると思います。
以下のイメージです。
まず進む→いけそうな試験日設定→本試験
ちょっと時間かかりそうだなと思ったら、試験日を1週間とか少し伸ばすのも効果的ですよ。
僕のスケジュールの立て方の詳細は1ヶ月の記事をどうぞ。
» 【最高】簿記2級に1ヶ月で合格する勉強時間は?社会人でも合格できる勉強法【独学できます】
④基礎的な内容を再確認する
簿記は数学と同じで積み重ねの科目です。
簿記2級の学習が「思うように進まないな」と思ったら簿記3級の初歩に穴があるかもしれません。
僕自身も、「なんか理解できないな…」といった部分は簿記3級のテキストに戻って理解しつつ進めていきました。
すると、「なんだそういうことかぁ!」と理解が進んだことも多々ありました。
※ 確認するとはいっても少し見るぐらい。3級の内容をまた完璧にして進める必要はないです。
以上、軽くまとめると、
- ①まず難しいことを横に置いておく
- ②完璧にしようとせずざっくりする
- ③スケジュールに余裕を持たせる
- ④必要なら基礎的な内容を確認しつつ進める
以上を意識するといいと思います。
がんばった自分にご褒美与えたりと、自分とうまく付き合いながら続けることも大切です。
簿記2級で心が折れそうな人が取り入れるべき【対策法3つ】
続いて対策法に入ります。
- 対策①:スケジュールより、日々やることをリスト化
- 対策②:まず簡単な問題から始める
- 対策③:全体から今の位置を確認しつつ進める
対策①:スケジュールより、日々やることをリスト化
スケジュールや予定を立てるときは、「◯◯ページのどこまで」といった予定を立てるより、日々やることをリスト化しましょう。
その理由はリスト化することで行動化しやすくなるからですね。
僕の場合は、いつも勉強始めにその日3つ位したいことをふせんに書き、終わったら消していってます。
ふせんに書くときの例
- 「商業:連結会計2問→復習」
- 「工業:等価2問+復習3問見る」
↑ふせんを書くときのコツは「◯◯のどこまでするといったように」具体的にするのがコツ。
紙に書いて✔️で消していくと、達成感も味わえて楽しいです。
そして、気付いたら終わってます。
「ページどこまで予定」は予定に縛られてメンタルやられる上に行動しにくくなりますが、リスト化ならシンプルに行動できておすすめ!
対策②:まずは簡単な問題から始める
次に、勉強を始めるときは簡単な問題から始めましょう。
「簡単な大問1を2問ぐらいから始めて、むずめな損益計算など」に入っていくことで2時間とかは自然と経っています。
いきなり応用問題から入るとメンタル的にキツイですが、簡単な問題を解いて自信をつければとすんなり集中できます。
勉強はじめは「タイマー1分とかから始める」のもおすすめよ。
対策③:全体から今の位置を確認しつつ進める
テキストなりを進めているときは、今自分が進めていることを俯瞰化して進めていくようにしてください。
俯瞰とは全体から見て「今自分がどの位置にいるのか」を確認すること。
自分が今いる位置がわかると、RPGゲームのように「自分の進歩が見える」ので、モチベーションを保ちやすくなります。
僕の場合は、目次の進めた部分に✔️をつけるなどしてモチベーションを保っていました。
カフェ勉も効果的!
他にも、家ではなかなか集中できないなら、カフェで勉強する「カフェ勉」をしてみてはいかがでしょうか。
カフェでは誘惑物がなく、外からの監視効果が働くのでかなり集中できますよ。
簿記2級に短期間で合格を決める裏ワザ6選
ということで、以下では僕が簿記をする上で、効率が驚くほど上がった裏ワザ6つを紹介していきます。
「使えそうだ!」と思ったやり方があれば、自分なりアレンジして取り入れてみてください。
①:仕分けは短く書く
簿記の仕分けでは「減価償却費累計額」などの勘定項目は「減る」のように短縮化して解くようにすると時短です
長い項目をいちいち書くのは時間がもったいないですし、簿記は時間との勝負。「4文字以下」がおすすめ。
短縮例
- 普通預金➔普よ
- 当座預金➔当よ
- 現金過不足➔現カ
- 売掛金➔売ヵ金
- 備品➔び
- 電子記録債務➔電債ム
- 減価償却費➔減ヒ
自分なりの短縮形をつかうとかなり解くスピードが上がりますよ。
②:早く解ける方法を編み出す
簿記の問題を速く正確に特には自分なりの早く解ける方法を編み出しましょう。
編み出す…とはいっても、解答/解説を見ながら自分なりの解き方にアレンジしていく感じですね。
一例として、連結会計の開始仕訳を紹介します。
囲みを使ったり番号を打ってわかりやすくしている
こんな感じで自分なりに速く解ける方法を編み出すと、僕の場合1.5倍位解くスピードが速くなりました。
試験上では自分なりのアレンジした(繰り返し解いた)やり方しか出てこないので、問題演習のときからここを意識するといいですね。
問題に対する解き方の手順(ストーリー)を書いていくのも理解度が深まっていくのでおすすめ。
③:復習方法を極める|裏ワザ
簿記2級は範囲が多いので適度に復習することが大切です。
とはいえ、復習で再度解くときに「ノートに解いて、もう一度丸付けして解答解説を読んで、、」とするとかなり時間が取られますよね。
僕の場合は、その時間を短縮するために、
「問題をコピー&A5方眼ルーズリーフに問題をとき、はさんでクリップで留めて」いました。
分野別攻略
このようにすると、
- 分野別に復習しやすい→復習効率アップ
- 復習時はA5「1枚」見ればいい→速攻復習できる
- 解説を読む必要がない→もう一度解いたといたときの復習スピードが上がる
このようにかなり効率が上がります。詳しくは下記をどうぞ。
» 【最高】簿記2級に1ヶ月で合格する勉強時間は?社会人でも合格できる勉強法【独学できます】
④:復習効率を上げる
過去問を復習をするときは、問題演習からテキストに戻って復習しましょう。
例えば、問題を解いてて、「あやふやだな…」と思ったら、テキストに戻って関連した問題を3問位解くようにする
このように進めると範囲が多くても理解度が深まり、効率よく復習できます。
あいまいだなと思った分野を再度テキストで理解しなおす感じね!
⑤:重点学習ポイント(優先順位)をおさえる
これは超大事です。簿記は以下のように出る分野はある程度決まっています。
- 第1問 商業簿記の仕訳問題(5問)
- 第2問 連結会計/株主変動/リースとか
- 第3問 決算(損益計算/貸借/銀行)
- 第4問-1 工業簿記の仕訳問題(3問)
- 第4問-2 製造原価/等価計算
- 第5問 原価計算/CVP/原価損益
つまり、ここから優先順位をつけると、
「連結会計はかなり出題される高いから、早めに手をつけよう」だったり、「分野別に攻略しよう」だったりと自分なりの戦略が見えてきます。
⑥:電卓の使い方を極める
解くスピードを上げたい、ミスを少なくしたい場合は電卓の使い方にもこだわりましょう。
僕の場合だと、
- ① +/ー」機能|+を-に変える
- ② メモリー機能(M+)|一度記憶して取り出す
- ③ 定数計算|決まった数を何度もかける
シンプルに上記の3つしか使っていませんが、解くスピードはかなり上がり、実際の試験では15分余っています。
参考:【最高】簿記2級の電卓の使い方!ミスが少なくなる3つのコツを実例から解説!
まとめ:まずは自分ができることを積み重ねていこう
本記事では、心が折れそうになったときの対策法や、裏ワザについて解説しました。
不安に思うときもありますが、そんなときこそシンプルに目の前のことをすると、気持ちがラクになると思います。
というわけで本記事は以上です。以下もどうぞ。
おすすめオンライン講座
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コスパよく合格している方はよく利用しているそうですよ。
なお、簿記の勉強のやり方、考え方が全くわからない方は以下をどうぞ。問題を解くときの実況中継も説明しています。
参考記事
▼簿記2級の合格はテキスト選びをネット試験特化で解説!
▼簿記2級のよく出る問題を元に電卓のホームポジションなど基本的なところから解説しています。
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