FP3級に1ヶ月で合格したいです。
1ヶ月で合格できる勉強法のコツやスケジュールについて詳しく教えてください、、、
以上のような質問に答えます。
本記事の内容
- FP3級の全体像【ネット試験について】
- FP3級に1ヶ月で合格するための本2冊
- FP3級合格までにしたこと【実例解説】
- FP3級合格までの1ヶ月ルート
- スケジュールの詳しい立て方
- 詳しい勉強法&進め方のコツ
- FP3級「1ヶ月合格」までの具体的な3ステップ
本記事の信頼性
- 理系の元英語教諭(英検1級)
- 簿記3級,2級➜ 知識ゼロから8日,1ヶ月で合格
- FP3級➜ 知識ゼロから5日で合格
FP3級の合格レポート(8割強)
FP3級は2024年現在、ネット試験に移行し、受験しやすくなりました。
とはいうものの、法改正などで覚える項目が増えていき、以前より難易度は上がっているように思います。
ではその試験に1ヶ月で合格は可能なのか?
その答えはYESです。
そして、本記事を読んで実行してもらえれば14日でも合格は可能です。
今回は、ネット試験に知識ゼロから5日で合格した僕が、FP3級合格への勉強法やスケジュールの立て方を詳しく解説しました。
本記事を読めば、具体的に「何をどう行動すればいいのか」がはっきりすると思います。
せひ本記事を読んで、FP3級「最短」合格への足がかりにして下さいませ。
FP3級の全体像【ネット試験について】
FP3級の全体像はこちら
ネット試験 | 詳細 |
試験方式 | CBT方式(試験会場のパソコンでマーク方式) |
実施団体 | 2023年11月~「きんざい」 2024年4月~「FP協会(予定)」 |
試験時間(学科実技) | 学科:120分 実技:60分 |
合格基準(きんざい) | 学科:36点/60点(1問1点) 実技:30点/50点(1問3,4点) |
合格率(きんざい) | 学科:70%前後 (22年 76.3%) 実技:40%前後 (23年 37.2%) |
試験日程 | 通年実施(試験の3日前に申込み可) |
合否判定 | 翌月の15日に発表(結果レポートは試験直後) |
申込方法(ネット) | 各都道府県のCBTテストセンターで申し込み 》FP3級 CBTテストセンター |
受験料 | 学科:4,000円(税込み) 実技:4,000円(税込み) |
受験資格 | 特になし |
※ 点数レポートは試験直後に出るが、合格発表は翌月の15日。
※ 学科実技のすべて合格した場合にFP3級技能士合格。
現在(記事作成時2024年2月)では「きんざい」でのみネット試験が可能です
合格ラインは学科:36点/60点以上、実技:30点以上/50点になります。
FP3級に合格するためにまず必要なこと
FP3級に合格する道筋は、本、オンライン講座な等色々あると思います。
しかし、短期で合格を目指す場合は、本、参考書を使うのが効率がいいでしょう。
FP3級に1ヶ月で合格するための本2冊
まずFP3級を受けると決めたら本を入手しましょう。
知識もコンパクトにまとまっていて使いやすい以下の本を選べばまず間違いないです。
僕は本屋などで徹底的に傾向を調査し、この2つを使うことを決定。その結果、最短合格。
FP3級の合格で最も大切なのは、知識を身につけた後に、過去問でどれだけパターンを入手するかということ。
- 過去問が解ける知識をすぐにゲットでき、
- 過去問を解く実力を「最速で」手に入れる
その本が上記の2つでした。
他のおすすめ本が詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ。
》【2024年最新版】FP3級の独学におすすめテキスト問題集7選【最短合格者が教える】
以下では主に上記の2冊で進めていきますが、他の本を使っている方にもスケジュールの立て方などは参考になります。
FP3級合格までにしたこと3つ【実例解説】
合格までのイメージが全くわかないよ、、
合格までどれだけの量をすれば合格できるのかな、、
合格までに何をどこまですればいいのかわかれば、イメージが湧きやすいですよね。
ということで、僕がしてきたことを以下で紹介します。
僕が合格までにしたこと3つ
- その①:スッキリわかる FP技能士3級 を3回位繰り返す。
- その②:FP3級 合格のトリセツ 過去問厳選模試 を解く
- その③:過去問4年分解く
「え、これだけ?」と思われるかもしれませんが、ぶっちゃけこれだけしかしてません。
アプリとか何もせず、テキストと過去問だけで戦いました。
過去問とは
過去問とはFP3級の「きんざい」「FP協会」が出している公式過去問のことです。
過去10年分の「問題+解答」をPDF形式で無料で閲覧&ダウンロードできます。
しかし、残念ながら公式サイトには解説がありません。
そこで、解説は超ありがたい神サイト『FP3ドットコム』を参考にしましょう。
登録すればアプリで問題を解けるみたいなのでスキマ時間にするのもグッドです。
(僕は使ってませんが…)
FP3級合格までの1ヶ月ルート
1ヶ月で合格する際の目安として、以下をイメージするといいでしょう。
- 1週間目:テキストを1週終了
- 2週間目:テキスト2周目+過去問題集を解き終わる
- 3週間目:過去問
- 4週間目:今までの復習+苦手分野抽出+(新規)
ポイントは、
- テキストを早く終わらせて過去問に入る
- 過去問で間違えた問題はテキストに再度戻って理解しなおす。
- 直前期は過去問を解きまくる
こんな感じでしょうか。
1ヶ月で合格するまでにかかる勉強時間は?
FP3級の合格に必要な勉強時間は「80~150」時間が目安を言われています。
つまり、1日2時間で2~3ヶ月位の計算になりますね。
とはいえ、先程紹介したテキストを使って、
「1週間でテキスト➜ 2週間目で過去問演習」していけば、14日でも合格は可能かと。
社会人で忙しい方も、
『平日朝1時間、休日3時間位』など、勉強ができる時間をうまく使っていきましょう。
スケジュールの詳しい立て方【ゴールと量】
どの資格試験にも言えることですが、勉強のスケジュールは「ゴールと量」からトップダウン式で立てるようにしてください。
合格までのロードマップ
➜ ①ゴール(合格までの目標点数)を決める
➜ ②合格までの量の設定(テキスト1冊+過去問)
➜ ③その週すべきことを決める
➜ ④その日すべきことを決める
① まずゴールを決める
FP3級のネット試験では、
学科:合格36点/60点
実技:合格30点/50点
で合格だから、学科は45点(7割)、実技は36点(7割)を目指そう!
↑合格点よりちょっと高くするのがおすすめ。
②もくじを見て、量からおおざっぱに立てる
次に、もくじを見ながら、章単位で勉強計画を立てます。
章と日付をリンクさせると、スケジュールの管理がしやすいです。
例えば、FP3級は『学科:6章、実技1章』あるので、
1日1章のように進めていけば、1週間で終わらせることができます。
ふむふむ、FP3級は7章あるのか。
1日1章していけば、7日位で終わるぞ!
後はその予定を元に1日ですべきことを進めていきます。
➜ふせんを書く方法(下記で説明)
ここまで簡単にまとめると、
- ①まず過去問の目標点数を決める(7割基本)
- ②目次からスケジュール化する
- ③1日1章ぐらいの早いペースで進める
- ④ テキスト➜過去問は早めに入る
- ⑤ 最後は過去問➜テキストで確認し、苦手分野抽出。
このように進めると最短合格が見えてきます。
僕が資格試験を受けるときはいつもこんな感じです。
ゴールが見えるからこそ、いつも楽しくやれてます。
詳しい勉強法&進め方のコツ
FP3級の詳しい勉強法はこちら
- ① おおざっぱにその日の予定を立てる(ふせん利用)
- ②問題集を解くときは間違えた理由まで書く
- ③何度も間違える問題は印を付ける
- ④何度も繰り返す
詳しく一つ一つ解説します。
① おおざっぱにその日の予定を立てる(ふせん利用)
まず大きく予定を立てたら、その日にすることを箇条書きで3つ位手書きで書きましょう。
そのリストが行動するきっかけになります。
コツは、ふせんに3つ位リストを書ていき、終わったら✓で消していく感じです。
- 2/14
- スキわか6章✓
- ふせん復習2章分
- 過去問、学科1回
↓ 自分がその日にできるぐらいで決める位がおすすめ
筆者はこのリストを毎朝(適当に)作っている
「自分の手で書いて、終わったのを消す」とかなり行動しやすくなります。
ふせんだと、テキストとかの表紙に貼って持っていけるので確認しやすいですよ。
僕はふせんは捨てますが、ノートに貼っていけば勉強の管理もしやすいですね。
ちなみにこのふせんはダイソーに売ってます。
100円で400枚入っててコスパ最高!
②問題集を解くときは間違えた理由まで書く(実例あり)
FP3級の問題は、
- 学科:◯✕問題が30問/3択30問=60問
- 実技:大問5題(15問)
とありますが、間違えた問題は「なるほど」と読んで終わりにせず、その理由まで書くと記憶の残り方が違います。
例えばこんな感じ。
問:宅地建設取引業界において、宅地建設取引業者が依頼者と締結する宅地または建物の売買の媒介契約のうち、専任媒介契約の有効期間は、最長で6ヶ月である。
メモ:宅建専媒は3ヶ月 ✕
短く『自分の言葉』でまとめるのがポイントです。
このようにすると、
- 手を使って書くので頭が整理できますし、
- 解説をまたイチから読む時間がほぼいらなくなる
ので復習効率が100倍ほどアップします。
詳しい書き方などは以下で写真つきで解説しています。※準備中です
③何度も間違える問題は印を付ける
間違えた問題は○、不安な問題は△をつけながら解いていくことで復習しやすくなります。
おすすめは問題番号に以下のように印をつける形。
- あってたけど不安な問題⇒△
- 間違えた問題⇒○
- もう一度間違えたら◎のようにして強調
何度も間違える問題は◯が大きくなりより目立つようになる
なお、何度も間違える大事なページにはふせんをつけるとなおGOODですね。
僕の場合、マークするペン&見直しのふせんは、以下を愛用しています。
僕はこの方法でTOEIC文法も満点です(900以上)。
※ ITパスポートもこの方法で4日で合格済。
④何度も繰り返す
1日前にあってたものが間違えてたりとか普通にあります。
特にFP3級は紛らわしい数値とか多いですし、学習が進めば 「昨日はあってたんだけど、間違えてる…」なんてことも。
そのため、できるだけ1日とかの早いペースで以下のように繰り返して見直しましょう。
復習のやり方
- △○などのマークしたのだけ見返す
- ふせんをつけたページを見返す
- 過去問で間違えた問題はテキストで再度確認
こんな風にすると効率が上がります。
ノートを使うことはおすすめなのか?
ノートを使うことは個人的におすすめしないです。
過去問を解くときにはマークシートに解けば十分。そして、必要があればテキストに書き込めば終わりです。
よくまとめノートつくる人もいますが、これもいらない。それよりかは、問題を解くことに集中して下さい。
ただ、例外として、試験直前に「よく出る所&間違えた部分をルーズリーフにまとめて何度も見る」ことはしてもいいのかなとは思います。
FP3級「1ヶ月合格」までの具体的な行動3つ
最後に合格までの具体的なステップ3つを復習します。
- ステップ①:本を買って進める
- ステップ②:ネットで試験を申し込む
- ステップ③:勉強する
繰り返しになりますが、本は以下がおすすめ。
また、ネットでの申し込みは実技科目選ぶ必要があったりするので、テキストが1週終わるくらいに試験日を決めるといいかもですね。
ネット試験の申込方法などの全ては以下の記事に書いていますので参考にどうぞ。
申し込んだら、、、後は本記事の手法で勉強するだけですね。
なお、FP3級の学習はとっつきにさもあったりで『どうしても集中できない…』と思う方も中にはいるかもしれません。
そんな方はコスパ最高のオンライン講座「スタディング」を利用すると効率が上がると思います。
他の人の学習量とかも見えますし、勉強のモチベがグッと上がるはずですよ。
料金も抑えめに短期で合格したい方は考えてみる価値は全然”あり”!
スタディングについては以下の記事を参考にしてください。(※準備中です)
まとめ:ゴールを決めたらすぐに動き出そう
今回は、FP3級に1ヶ月で合格する手法について解説しました。
ぜひ本記事のやり方を取り入れてみて1ヶ月で合格を果たしてみてくださいね。
以下は参考記事です。
▼ネット試験の申し込み方法から体験談まですべてを解説しています。
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